ルナ・ベベリデLuna Beberideスペインビエルソ[Cacabelos]

ビオロジック、ビオディナミ認証なし

今、最も旬なスペインのワイン生産地ビエルソから、
驚くべきクオリティとフィネスのメンシア

マリアーノ・ガルシア親子との共同プロジェクトから生まれた土着の黒ブドウ品種メンシアは現代スペインを代表する1本。スペインで最も旬なワイン生産地として注目を集めているビエルソをここまで牽引した。

Introduction生産者紹介

ビエルソ四天王
のひとり

ローマ時代からのワイン造りの歴史を誇り、中世にはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路が通る地域としてワイン文化が発展したビエルソ。カスティーリャ・イ・レオンの北西端、ガルシアとの州境の山間部の盆地に位置し、周囲を高い山に囲まれているためスペインの内陸部と比べると温暖湿潤な気候が特徴である。畑は標高450-1000m地点の山肌に広がり、斜面の下部には沖積土、上部にはミネラル豊富なスレートをベースに砂や花崗岩、石灰粘土など様々なタイプの土壌を持つ。スペインの他のマイナー産地と同じく、ワイン造りの近代化から取り残され、近年長く放置された畑も多かったが、1989年のD.O.昇格に前後して整備が始まった。
1990年代後半には、地元の若手生産者が中心となって本格的な改革がもたらされたが、この運動の四天王の一人として、『ワイナート』等各誌で脚光を浴びるのがルナ・ベベリデの現当主、アレハンドロ・ルナ・ベベリデである。土着の黒ブドウ品種メンシアで「エレガンス」と「ビエルソのポテンシャル」の表現を求めた彼らの試みは見事成功し、アルバロ・パラシオスも関わったことから、彼が再興の一端を担ったプリオラートに続くスペインのサブリージョンの再発見と評価されており、ビエルソはスペインで最も旬なワイン生産地として注目を集めている。

マリアーノ・
ガルシアとともに

1987年に先代のベルナルド・ルナにより設立されたこの家族経営のボデガは、ビエルソの中心部カカベロスに最新設備を揃えた新設セラーを構えており、カカベロス、ビジャフランカ・デル・ビエルソ等、周辺地域の標高450-900mの南斜面に70ha畑を所有する。石灰粘土、もしくは砕けたスレート土壌からなる畑には、ボデガのフラッグシップであるメンシアをはじめ、テンプラニーリョ、カベルネ、メルロ、アルバニーリョ、ゲヴュルツトラミネール、シャルドネを含め約30種ものブドウが有機農法で栽培されている。この地域の国際品種栽培の先駆者でもあるボデガだが、土着品種、外来品種の差はあれ、課題とするのは、ビエルソのテロワールをそれぞれのブドウ品種でどのように表現するかということに尽きる。そのため、収量は厳しく制限、発酵は自然酵母によって行い、ワインは無ろ過で瓶詰めされる。

マドリッド大学では法学を専攻したアレハンドロだったが、卒業後は実家に戻り家業を継いだ。コンサルタントを務めるのは、スペイン最高の醸造家と誉れ高いマリアーノ・ガルシア。ベガ・シシリアで30年に渡って醸造責任者を務めたマリアーノの助力の下、アレハンドロはワイン造りを学び、今やビエルソの至宝と名高いワインの数々を世に送り出している。尚、マリアーノがそのテロワールに惚れ込み、新たにビエルソで手掛けるパイサールは、この地を熟知するルナ・ベベリデとの共同プロジェクトである。彼らはマリアーノの2人の息子、アルベルトとエドゥアルドとともに、標高900mに位置する畑の樹齢80-100年という古いメンシアから驚くべきクオリティとフィネスを備えたワインを生み出しており、『ワイン・アドヴォケイト』をはじめ専門各誌で高い評価を受けている。

Technical Dataテクニカルデータ

オーナーAlejandro Luna Beberide
醸造責任者Alejandro Luna Beberide
コンサルタントMariano Garcia
土壌石灰粘土、砕けたスレート土壌
栽培方法有機農法で栽培。厳しい収量制限を行う。
醸造方法発酵は自然酵母で行い、無ろ過で瓶詰。

Item Listアイテム一覧

※アイテムリストは随時変更になります。
※価格は税抜き表示です。

2016 Vina Araliaビーニャ・アラリア

希望小売価格¥1850

産地Vino de la Tierra Castilla y Leon
ブドウ品種ゲヴュルツトラミネール1/3、シャルドネ1/3、ソーヴィニヨン・ブラン1/3
熟成ステンレスタンク3ヶ月

畑の標高の高さと石灰のミネラルを感じる爽やかさと、35hl/haという低収量から生まれる凝縮感のバランスが素晴らしい。緑がかった淡い黄色の色調。ゲヴュルツらしいバラやライチを思わせる力強くもエレガントなアロマ。口に含むと柑橘類や黄色い果実を思わせる果実が広がり、フレッシュでバランスのとれた酸がしっかりと味わいを引き締めている。ゲヴュルツの華やかさとシャルドネのボリューム感、ソーヴィニヨンの爽やかさがよく溶け込んだフレッシュ&フルーティな白ワイン。

2013 Finca la Cuestaフィンカ・ラ・クエスタ

希望小売価格¥2500

産地D.O. Bierzo
ブドウ品種メンシア100%
熟成フレンチオークのバリック12ヶ月(新樽30%以上)
アルコール度数14%

ルナ・ベベリデを『ビエルソの四天王』たらしめる土着ブドウ、メンシアを用いた上級キュヴェ。海抜600-750mの南斜面にある粘土石灰とシストの混合土壌の畑に植えられたブドウの樹齢は60年以上。ブラックチェリーやブラックベリー、スミレ、タバコ、リコリス、スパイスケーキのフローラルかつスパイシーな香り。シルキーなタンニンが溶け込んだ生き生きとした味わいには飲む喜びが満ちている。

2012 Paixarパイサール

希望小売価格¥6000

産地D.O. Bierzo
ブドウ品種メンシア100%
熟成フレンチオークのバリック22ヶ月(新樽80%)
評価ワイン・アドヴォケイト93
アルコール度数14%

ルナ・ベベリデとマリアーノ・ガルシア親子の共同プロジェクトから生まれたビエルソのメンシアを代表する1本。ドラゴンテという小さな村にある海抜900mの純粋なシスト土壌の単一畑に植えられた樹齢80年以上のブドウを25hl/haまで収量制限。色の濃いベリー系果実、様々なスパイス、ラベンダーが織りなす凝縮した複雑な香り。メンシア独自の華やかさの中に、ずば抜けた透明感とパワーを兼ね備えている。