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Quality Wine Listクオリティーワイン  Languedoc

Domaine des Terres Falmet

ドメーヌ デ テール・ファルメ

Cebazan

 

ジャンシス・ロビンソンに「天才だろうか?」と言わしめ、ロバート・パーカーからは3ツ星評価を獲得。ラングドックの三大A.O.C.に数えられるサン・シニアンにて独自の表現を追求するイヴ・ファルメは、この地に世界の注目を集める若い世代を代表する生産者である。

シャンパーニュのヴィニュロン出身の彼は、フランス国内だけでなく、ドイツ、カリフォルニア、ニュージーランド等で『空飛ぶ醸造家』として活躍した後、フランスに戻り自らのワインを手掛ける場所を探した。フランス各地のワインを広く試飲する中で、自然と共存し、人の手を加えることなく濃厚な果実味と複雑さを併せ持つワインを生みだすことができる可能性を、南仏、特に地中海沿いの生産地に見出した。そんな時に出会ったのが、サン・シニアンのひとつの丘斜面全体を占める20haの畑である。サン・シニアンの街から南に約5kmのセバザンにあり、赤い粘土に沢山の石灰の小石を含む土壌は、このアペラシオンの南部の典型ともいえる石灰質土壌。北部のシスト土壌に比べてフレッシュなキャラクターが備わり、北向き斜面という要素も加わって、バランスと熟成のポテンシャルに長けたサン・シニアンの中で最も高品質なワインが生まれる。傾斜が急で手作業での多大な仕事が要求される畑のため、地元の生産者には敬遠されていたが、世界中の畑を見てきた彼にとっては理想の土地そのものだった。

1996年にドメーヌを設立したイヴは、斜面全体が所有畑という地理的条件を活かし、ブドウの生育環境を整えた。当時、畑にはブドウのみが植えられていたが、ブドウの自己免疫力を高めるために畑の周囲の木々や、畑の中の地中海の多様な草花を自然のままに生えさせる。それに加えて、芽かきや房の間引きにより通気性や日当たりを良くしたり、寄生虫がつきやすくなる時期を見極める力を磨くことで、病害に対する作業が3分の1に減り、カビ病に対する有機農法の薬剤の使用も250分の1に抑えられるようになったという。また、20-25hl/haという収量制限の下、9月中旬から10月上旬まで待ってしっかりと成熟したブドウを収穫。そのエキスを優しく十分に引き出すため、醸造では4-6週間と長い時間をかけてマセラシオンを行っている。

自然と体になじむような、柔らかく涼やかな味わいが魅力のイヴのワインだが、「畑のテロワールを最もよく表現するためには、栽培・醸造はできるだけ自然に近い状態で行う」という信条が最も感じられるのが、偉大なポテンシャルが認められた年にしか造られないヴィエイユ・ヴィーニュだろう。古樹のブドウを用いて3年間ウイヤージュなしで熟成されるこのユニークなトップキュヴェは、優しい果実と伸びやかさに溢れ、彼が見込んだサン・シニアンの偉大な力が余すことなく表現されている。

 

テクニカルデータ

オーナー

Yves Falmet

醸造責任者

Yves Falmet

所有畑面積

20ha

土壌

赤い粘土に多数の石灰の小石を含む粘土石灰質。

栽培方法

畑のテロワールをよりよく表現するために、栽培・醸造はできるだけ自然に近い状態で行っている。ブドウの樹の自己免疫力を高めるために、剪定を短くし、肥料を与えず(含有される窒素により、ブドウの生産量が増えるだけでなく寄生虫が引き付けられる)、畑の周囲の木々や、畑の中の地中海の多様な草花を自然のままに生えさせているため、畑の動植物相が非常に豊か。これに加えて、ブドウの通気性・日当たりを良くするために芽かきや房の間引きなどを行い、寄生虫がブドウの樹につきやすくなる時期を見極める力を磨くことで、カビ病に対する有機農法の薬剤の使用が250分の1に抑えられるようになった。また、ウドン粉病やベト病に対する作業はなくし、ボトリティス菌(窒素によってその活動が助長される)に対しては一切の作業が必要なくなり、殺虫剤も使用しないなど、病害に対する作業も3分の1に省かれた。

醸造方法

収穫は9月中旬から10月上旬。しっかりと成熟したブドウのエキスや、ワインに力強さとビロードのような滑らかさをもたらすタンニンを優しく十分に引き出すため、マセラシオンには時間をかける(4-6週間)が、なるべく人の手を加えないように心がけている。

 

 

 

ワインリスト

Cinsault

2010 Cinsault サンソー

産地 Vins de Pays d’Oc タイプ
ブドウ品種 サンソー100% 熟成
評価
樹齢50年以上の古樹と低収量により、サンソーの真の実力を引き出した。チェリーやイチゴの瑞々しいコンフィチュールに白コショウをひとつまみ。ジューシーかつ柔らかなタッチに魅了される。「見落とされがちなこの品種から本当に魅力的な赤が生まれる証明」とジャンシス・ロビンソンが2年続けて『今週の1本』に選んだ驚異のワイン。

 

Chardonnay

2009 Carignan カリニャン

産地 Vins de Pays d’Oc タイプ
ブドウ品種 カリニャン100% 熟成
評価 ― 
ブラックチェリーやブルーベリーのきめ細やかな果実。 引き締まったミネラルと酸に、ストラクチャーを支える熟したタンニン。リッチで滑らかな果実の旨味がスパイシーな余韻にも響く。『ロバート・パーカーが薦める世界のベストバリューワイン』掲載。

 

Saint Chinian

2004 Saint Chinian Vieilles Vignes 
サン・シニアン ヴィエイユ・ヴィーニュ

産地 Saint Chinian タイプ
ブドウ品種 グルナッシュ70%、カリニャン30% 熟成 オーク樽3年
評価
樹齢80年のブドウを用い、ウイヤージュなしで熟成した特別な年にしか造られないトップキュヴェ。非常に柔らかな黒い果実の中にちりばめられた細かな酸とタンニン。各要素が繊細に溶け込み、涼しげで伸びやかな味わいはあくまで優しい。

 

 

 

*アイテムリストは随時変更になります。
詳細はお電話045-222-8875(営業直通)にてお問い合わせください。

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