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1955年にダニエル・リオンにより創設。僅か2ヘクタールから始まった小さな蔵だったが、その後新しい醸造所の設立や畑の買い足しを経てヴォーヌ・ロマネ、シャンボール・ミュジニー、ニュイ・サン・ジョルジュに今では合計18ヘクタールの畑を持つ。
1970年代後半にパトリス、クリストフ、オリヴィエの3人の息子が家業に加わり、現在では娘のパスカルも販売担当として加わっている。各アペラシオンから作られるワインは、非常に細かく柔らかいタンニンと甘い果実味が豊富であり、表情豊かで外交的かつ誘惑的なアロマを放つ。ほとんどのブドウが樹齢40年に達する所有畑では土壌成分を分析し必要な成分を考えて有機肥料が用いられ、急斜面の畑が多く土の流出を防ぐため除草剤の使用も極力控えられている。
ブドウ栽培にあたり糖・酸・タンニンのバランスを重要視しており、品質に見合った収穫量に抑えることに留意する。醸造は伝統的でありながらもワイナリーでの作業中にワインに負担をかけないよう、グラヴィティーシステムを採用する等、近代的な設備を持つ。また地下セラーにも温度管理設備を持ち、出荷に関しては、定温トラックを使いながらも夏のリスクを避けるため秋まで出荷をしない等、温度管理に大変気を使っている。 当然、蔵出しされる豊富なバックヴィンテージも最良の状態で管理されたものである。
| オーナー | Family Rion |
| 醸造責任者 | Olivier Rion |
| 所有畑面積 | 17ha |
| 土壌 | 石灰粘土質、石灰質で石の多い黒土、粘土 |
| 栽培方法 | 畑の動植物相、ひいてはブドウや人にダメージを与えないよう、科学薬品はなるべく使用せず、肥料は自家製の有機のもののみ用いる。 |
| 醸造方法 | 黒ブドウは完全除梗。数日間マセラシオンを行った後、開放型のステンレスタンクにて温度管理をしながらアルコール発酵。良質な色調とタンニンを得るため、ルモンタージュとピジャージュは毎日行う。発酵後は澱引きし、素早くそして優しく空気圧でプレスして、熟成のため、バリックに移す。ワインやヴィンテージによって異なるが、樽熟成には15-18ヶ月を要し、新樽率は30-80%(ヴィラージュとプルミエ:50%、グランクリュ:80%)。 |
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2003 Nuits Saint Georges Les Grandes Vignes
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| AOC | Nuits Saint Georges | タイプ | 赤 |
| ブドウ品種 | ピノ・ノワール100% | 熟成 | バリック16ヶ月 (新樽50%) |
| 評価 | ― | ||
| プレモー村にあるニュイ・サン・ジョルジュの1級畑グランド・ヴィーニュに隣接する村名区画。石灰質で石が多いためミネラル感の強いワインとなる。フレッシュな完熟赤果実の明るい香り。エレガントかつ洗練された味わいで、適度なタンニンが心地よい。樹齢30-80年。 | |||
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2002 Vosne-Romanee 1er Cru Beaux Monts
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| AOC | Vosne-Romanee 1er Cru | タイプ | 赤 |
| ブドウ品種 | ピノ・ノワール100% | 熟成 | 17ヶ月(新樽50%) |
| 評価 | ― | ||
| エシェゾーの丘にある勾配が急な南東向き斜面。標高が高いため土っぽくなく、上品。リシュブールのミニ版的な個性がその魅力である。シルキーなタンニンが、サンザシ、ワイルド・ローズ、スミレ、チェリー、ブラックカラントのフローラルな香りを支えている。目の詰まったコクのある非常にリッチな味わい。 |
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